こんまり流片づけコンサルタント ハンナです。
片づけが途中で止まってしまう、何度も同じ場所の片づけに時間をとられてしまう、そんなことありませんか?
例えば食器棚を片づけていて、「あれ?この食器。。押し入れにもまだあったはず。。」と、探し物を探し始めたり、思い出の写真や、懐かしい本が目にとまって、中断してしまったり。
手あたり次第に片づけを進めてしまうと、最後まで片づけることは難しくなります。
片づけを終わらせたい方はぜひ、こんまりさんのあみだした『こんまりメソッド』をお試しいただきたいと思います。
目次
片づけを終わらせる!こんまりメソッド片づけの順番
一度片づけたら二度ともどらない、『こんまりメソッド』に欠かせない片づけの順番をご紹介します。
➀衣類・衣類小物
まずは衣類です。
・トップス ・ボトムス ・ワンピース ・スーツ ・アウター・靴下類 ・下着類 ・バッグ類 ・身に着ける小物 ・イベント服 ・靴
衣類として衣類小物も片づけていきます。
「まずはトップスだけ」のように、小さいカテゴリーに分け、一か所に集めて山積みにします。
そして、これからも一緒にいたい、ぜひ着たいと思える「ときめくトップス」だけを残します。
他の衣類や衣類小物も同じように一か所に集めて山積みにして、これからも一緒にいたい、ときめくモノだけを残します。
この作業を繰り返して、ときめくモノだけになったら、元のタンスにたたみ入れていきます。
1日でできなくても大丈夫です!
「トップス、ボトムスまでで一旦終わりにして、次の機会にワンピースから始める」こんな風に時間や体力と相談しながら進めていくことができます。
〈衣類の片づけ〉ここに注意!
この時、知っていて いただきたいのは、まだ〈仮収納〉だということです。
※完成形に近い状態で「仮収納」してから次のジャンルに移ります。
完成形は 引き出しを開けた時に「何が何個、どこにあるのか」一目でわかるような状態です。
仮収納の時、たたみ入れることは大切ですが、収める場所はさほど気にしなくて大丈夫です。
「たたみ入れると、これくらいのスペースが必要なのね」と認識することが大切です。
どこに、どう収めるかは、残す量も種類もわからない今、決めることができません。
まずは淡々と、残すモノを見極める作業を進めていきます。
②本
衣類が終わったら次は本です。
全て出して山積みにします。
そして、これからも一緒にいたい「ときめく本」だけを残します。
量が多い場合は、小説なのか、雑誌なのか、勉強用なのか、お料理など実用書なのか、自分が同じカテゴリーだと思う本ごとに進めていきます。
残す本が決まったら、カテゴリーごとに本棚に戻していきます。
もともと、床置きや段ボール収納など、本が本棚に収まっていなかった場合、戻せないこともあります。
そんな時は、押し入れの一角など本棚の代わりになる棚、場所はないか、おうちを見まわってみてください。
本棚を買い足しても本を置きたいか、それとも、今ある収納で収めたいか。
理想の暮らしに合わせてご判断ください。
〈本の片づけ〉ここに注意!
本の片づけの時、手が止まってしまいそうになるのが、小冊子やファイルです。
本のカテゴリーなのか、書類のカテゴリーなのか、悩ましいのです。
ここはあまり気にせずに「次はどっちみち書類の片づけだし、ついでに出しておこう」くらいで大丈夫です。
本と書類、どっちが近いか、ご自身の感覚で進めてもらって大丈夫です。
まだまだ仮収納なので残すモノを選びきることに専念します。
③書類
書類の片づけも、これまで同様、カテゴリーを意識します。
〈更新される書類〉入れ替える書類、増えないのが理想。 ・お金を連想させる書類 |
〈更新されない書類〉 趣味、学びの書類、積極的に見直すのが理想。 ・勉強、習い事、セミナー資料 |
大きく分けましたが、どちらにせよ、いつでも出せる状態にしたいのは一緒です。
一枚、一枚、今後も必要な書類かどうか、確認していきます。
〈書類の片づけ〉ここに注意!
入れ替えしやすいようにクリアファイルの収納がおススメです。
カテゴリーを決める時は「自分はこう思っている」というくらいで大丈夫です。
細かく分け、ファイリングしてしまうと、一枚一枚を確認する機会が減ってしまうので、「ざっくり保管する」くらいがちょうどいいです。
④小物類
こんまりメソッドでの「小物類」というのは、衣類、本、書類と、思い出品以外の全てのモノです。
ペンも、お客様用布団も、クリスマスグッズも 全て小物類とします。
カテゴリーごとに、小分けに進めていきます。
化粧品など、毎日使う小物からでもOK。
カサの高い布団類から始めて、大きくスペースを確保するのもOK。
始めやすいカテゴリーから始めてください。
※キッチン小物は最後がおススメ
「どんな時に、何と一緒に使うかなぁ」と自分や家族の暮らしを思い返しながらカテゴリーを集めます。
一か所に集まったところで、これからもぜひ一緒にいたいときめくモノだけを残します。
〈小物の片づけ〉ここに注意!
※小物の片づけには「キッチン小物」も含まれます。
小物の片づけはどのカテゴリーから始めてもOKなのですが、キッチン小物は量も種類も多く、難しいので、ときめく感覚や、収納法が身についた後半がおススメです。
⑤思い出品
ここまでたどり着いたころには、もう、部屋の景色も、モノを持つ意識も変わっています。
思い出品は「使う」という「見て楽しむ」ことがお役目かと思います。
持っていると、元気が出るような、ときめくモノだけを残します。
「もう、これがなくても幸せに生きていける」と思えるものは、「今まで一緒にいてくれてありがとう」と手放していきます。
そして、残したモノは、見返す自分を想定して、理想の状態に収納します。
〈思い出品の片づけ〉ここに注意!
思い出品は、いろいろです。
衣類、本、書類、小物類のカテゴリーからも出てきます。
例えば、記念Tシャツ、旅行のパンフレットも、衣類や、書類の片づけの時に出てきています。
着るわけではない、使うわけではないけれど「ときめくモノ」は、思い出品のカテゴリーかもしれません。
思い出品の場合、残すか、捨てるかの判断が難しいので、「思い出品かも」と感じたら、紙袋や箱にまとめて、後まわしにして、衣類、本、書類、小物類が終わってから、片づけていきます。
思い出品を捨てることに抵抗がある方は多いと思うのですが、振り向いた部屋の景色はスッキリ!
ときめくモノだけになったこの時、これからも一緒にいたいモノを見極める力はついています!
どんな時に、誰と一緒に見たいかを考えておくと、見極めやすいかと思います。
順番を守ることは片づけを終わらせる近道!
こんまりメソッドの片づけの順番は、絶対ではありません。
ですが、ときめき感度があがっていき、収納の方法も、身についていく中、むづかしいカテゴリーは後半になっているので、片づけをスムーズに進めることができます。
カテゴリー別に淡々と進めていけば、必ず終わりが来ます。
皆様の片づけ祭り応援しています☆彡
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