こんまり流片づけインストラクター ハンナです。
関西を中心に「訪問片づけ個人レッスン」のご依頼をお受けしています。
訪問レッスンの他、片づけセミナーのご依頼を頂くこともあり、ご要望に合わせて内容を準備させていただくことがあります。
昨年末、初めてお受けさせていただいたのは
視覚に障害をお持ちの方へ向けての、片づけの講座でした。
目次
視覚に障害をお持ちの方へ〈講座の目的〉
ご参加くださる皆様が、ご自身の持ち物を把握して、その持ちモノを管理して、これからの毎日をより快適に、より自分らしく暮らしていただくことを目的としました。
こんまり流片づけは、持ち物を把握することにも、管理するための収納法にも、長けています。
耳からの情報のみで「今、どの段階か」がわかるように、前半は「収納のポイント5つ」、後半は「モノを見極めるポイント5つ」、番号をつけてお話をさせていただきました。
収納の5つのポイント①人別に分ける自分の管理できるものが一角に集待っていると管理しやすい理由を3つ、お伝えしました。 ②たためるモノはたたむビニール袋、衣類など、たたむとコンパクトになることを、「たたんだ場合/たたまない場合」を手で触れて体感していただきました。 ③立てられるモノは立てる・何が何個、入っているかわかるように衣類も立てて収納することをご提案しました。実際に箱に収納した衣類を触っていただきました。 ④収納は四角く区切る・空き箱の中に、少し小さめの空き箱を入れる収納法を、手で触っていただき、物が混ざらないように「区切る」とうことをご提案させていただきました。 ⑤全てのモノに定位置を決める・いつも同じモノが、いつも同じ場所にある。この暮らしやすい状態を作るためにも、全てのモノに定位置を決めることをお伝えしました。 |
視覚に障害をお持ちの方へ〈講座を終えて〉
全盲の方が多くいらっしゃいましたので、後半もお耳のみでも、ご理解いただけるようお話を準備いたしました。
皆様のお悩みも、たくさんお伺いしました。
もう見ることができないと分かっていても思い出の写真は捨てがたいというお話も伺いました。
こんまりさんの提唱する「ときめくモノだけを残す」片づけ法は、使う、使わないではなく、「手に持って時にときめくかどうか」自分の心の揺らぎを信じて残すモノを決める片づけ法。
残したいモノは、自分にしか決められないし、自分で決めて良い。
こんまりメソッドは本当にシンプル。
後日、訪問片づけレッスンへ
後日、ご参加下さった女性からご依頼を頂き、訪問片づけレッスンに伺いました。
数年前、視覚を失ったとのことで、「手に持ったモノがなにか」記憶をたどり、持ち物を把握しておられました。
ご主人と3人で片づけを進めました。
ご夫婦はとっても明るく、とっても仲が良く、本当に大切なコトは何か、この日改めて、こんまりメソッドを通して、沢山のことを学びました。
2023年、秋には、聴覚に障害をお持ちの方へ、こんまり流片づけのお話をさせていただきます。
お手元の資料も、スクリーン映像も新たに!皆様の暮らしが今日よりも快適になりますよう準備いたします。
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