こんまり流片づけコンサルタントハンナです。
先日、脳科学者 茂木健一郎先生の『NAGOMI』出版記念講演&パーティーに参加させていただきました。
個人(や国家など全てのコト)には個性があり否定することも、されることもない。
和を以ち尊重しあう、そんな希望にあふれるお話を聞かせていただきました。
『NAGOMI』は英文なので私には読むことはできないのですが、お会いできることをより、楽しみたいと思い、茂木先生の著書をほんの数冊ですが、読ませていただき、この日を迎えました。
私は普段から本を読む時、「あ~片づけと同じだな~」「これって、モノを捨てられない気持ちに近いな~」と、こんまりメソッドに置き換えて考えてしまうのですが、茂木先生の本は「脳」の興味深いお話が沢山!
私が特に唸った3つを記したいと思います。
目次
➀片づけると『リラックスしたい』が叶う
リラックスとは、脳が余計なことを考えないでいられること。
著者茂木健一郎先生『すべての悩みは脳がつくり出す』より
こんまり流片づけは『理想の暮らし』を考えることに始まります。
これまで、沢山の方の『理想の暮らし』を聞かせていただきましたが、「家族みんながリラックスできる家」「リラックスして過ごしたい」など、多くの方が「リラックス」という言葉を使われます。
そして、片づけを終えた皆様は「リラックス」して過ごせるようになります。
辞書では「くつろぐ・緊張をほぐす」等、記載されています。
ですが、どういう条件が揃うと「くつろげるのか、緊張をほぐすことができるのか」は、考えたことがありませんでした。
茂木先生がアメリカの心理学者さんの本より、引用されているのですが、
『リラックスとは、脳が余計なことを考えないでいられること。』
この一文にハッとしました。
視界に無駄なモノは入らない。
大切にしたいモノだけが、大切にできる状態で収まっている。
こんまり流片づけは、そんな環境を作るのでリラックスする基盤が整う。
~こんまり流で片づけを終わらせると「リラックスしたい」が叶う~
このことが腑に落ちました。
②片づけると『癒やし』をくれる家になる
脳の働きから見ると、「癒やされる」ということの本質は、「バランスを回復すること」「全体の調和を取り戻すこと」の中にあります。〈中略〉「癒やし」を得るには、日々の生活で自分に欠けているものを取り入れる必要があります。
著者茂木健一郎先生『脳科学者茂木健一郎の人生相談』より
『「癒やし」を得るには、日々の生活で自分に欠けているものを取り入れる必要がある』
言い換えると、「日々の生活で自分に欠けているものを取り入れると癒やしを得られる」わけですね。
こんまり流片づけは、理想の暮らしをスタートさせるために片づけをします。
「今は叶っていないけれど、そんな暮らしがしたい」という「欠けているもの」を取り入れるためです。
同じ章に
「癒やし」とは、自分の身体に不足している「心のビタミン」を吸収することなのです。
著者茂木健一郎先生『脳科学者茂木健一郎の人生相談』より
こんな一文があります。
こんまりメソッドでは、ときめくモノだけを残していきます。
心があたたかくなったり、やる気が出たり、感謝の気持ちが芽生えたり、自分の心を元気にしてくれるモノを総称して「ときめくモノ」と呼んでいます。
ときめくモノだけに囲まれて過ごす毎日は穏やかで自分らしく、それこそ、癒やされていると感じることができます。「心のビタミン」を吸収できていたのです。
~こんまり流で片づけを終わらせると「癒やし」をくれる家になる~
このことが腑に落ちました。
③片づいた状態をキープできる『ドーパミン』の分泌
目標に向かって努力をし、困難を克服すると、脳内では報酬系のドーパミンが分泌されます。ドーパミンが出ると、その直前にした行動を繰り返したくなることが研究で明らかになっていますから、努力はあなた自身の喜びにもなるはずです。
著者茂木健一郎先生『すべての悩みは脳がつくり出す』より
こんまり流片づけは、自分の持ち物を「棚卸し」するかのように片づけていきます。
数時間で終わることは少なく、何時間、何日もかかります。
なんとなく、片づいていくのではなく、「書類の片づけが終わった!」「衣類の片づけが終わった!」と明確に進め、これまでの人生に片を付けていきます。
この、爽快感は半端ないです。
そして、全ての持ち物の片づけが終わった後、使ったモノを元の場所に戻すたびに、理想の状態にスッと収まってくれる。
日常的にも気持ちがいいのです。
これは、脳が報酬をもらってたんですね。
だから続けることができる。
片づけが続かなかったり、片づいた状態をキープできないのは、「困難を克服する」という喜びまでいってないからなのでしょう。
「脳」の仕組みからも、やりきる、片づけきる事が大切だと知りました。
最後に、茂木先生の著書「生きがい」より、私の好きなお話を記載させてください。
至福の集中状態に達するのならば、聴衆など必要ないのだ。〈中略〉誰も聴いていない時でも音楽を奏でよう。誰も見ていない時に、絵を描こう。誰も読む人がいない、短い物語を書こう。あなたの人生はあふれんばかりの内なる喜びと満足に満たされるだろう。
著者茂木健一郎先生『生きがい』より
茂木先生はとってもチャーミングでパワフルでいい香りのする方でした。
スナック健子さんで写真撮ってくださった📸めちゃ嬉しい☆彡
茂木さんのYouTube スナック健子 ↓↓
『メイクで自信を持って心のすっぴんを引き出すのよ』
『受験で傷ついてしまったあなたへ』
家で1人でいようが、誰も見ていなかろうが、自分の人生の大切な時間。
好きな空間で、好きなことに没頭することは生きがいそのもの。
茂木先生のご著書、まだまだ読みたい本が沢山あるので、リラックスできる我が家でゆっくり楽しみたいと思います。
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