こんまり流片づけコンサルタントハンナです。
よくお受けするご相談の中に
「(小学生)学年末に持って帰ってくる
子供の作品をどうするか」
という事がございます。
結論を先に申しますと
所有者を明らかにし
その所有者が責任を持って収納する
です。
いい結果となるように☆彡
皆様にも3つの視点から
考えていただきたいと思います。
目次
①誰の持ち物か 明確にする
まず、
それは誰が管理するモノなのか
整理していきます。
例えば、置物のような作品だとします。
《すぐ捨てる気にはなれず、置き場所に迷い
なんとなくリビングの隅に置いている。》
問1 お子さんの作品ですが
あげる と言われたら
あなたは欲しいですか?
問2 欲しいと思われた方
▶あなたのお部屋(持ち場)または
おうちの飾り棚の管理となりますが
よろしいですか?
問3 欲しいと思われなかった方
▶お子さんも「いらない」と言ったら
捨ててもいいですか?
まずは、ママさんの立ち位置を明確にし、
お子様に相談します。
「私(ママ)が欲しいからちょうだい」
「私(ママ)はいらないけど あなたはいるの?」
これは持って帰ってきて
1日目で決めてもいいですし、
半年ほど飾るような
良い場所があるなら、
飾ってからでもいいかと思います。
いずれにせよ
いつかは決めなければならない
ということです。
②モノの意味を考える
残すか手放すか、悩んだ時は
「どんなお役目のために
一緒にいてもらいたいのか」
〈そのモノを持つ意味〉を考えます。
お子様の作品はあなたにとって
どんなお役目ですか?
なぜ残しておきたいのか
自分の気持ちを明確にすると
何を残して、何を手放すのか
決断しやすくなります。
手に取って
どんな気持ちになるか
自分の気持ちを感じてみてください☆彡
③残した作品の管理法
・飾るステージを用意する
どこかしこに置く(貼る)のではなく
飾る場所を決めておくと
お部屋がスッキリします。
あまり、ガチャガチャさせてくない場合
押し入れの中に飾ったり、
引き出しの中にチョコンと忍ばせることも
ときめきアップです。
お雛さんなど季節を感じる作品は
その季節までは〈待機場所〉に保管し
入れ替えるようにしましょう。
・人別に分けて収納する
ママがいらないと思っても
お子様が残したいという場合、
お子様のお部屋やスペースがあるなら
お子様の管理でOKです。
ですが、
任せきってしまうと
詰め込むだけになることも多いです。
(こどもだもん当たり前です。)
ママが〈提案〉
してあげて欲しいのです。
まずは人別に分け、
残すモノを厳選してもらい
できるだけコンパクトにして、
見返したいときに
見返せる状態で収めるのが理想です。
「ここでいいかな?」とか
「こっちの箱に一緒に入れる?」
など提案してあげて欲しいです。
いつかは自立する、子ども達へ
「選別し収納する技術」を
教えてあげられる
いい機会だと思います。
〈子供の作品〉本当のお役目は?
私が思う
子供たちの作品のお役目は
「素敵な時間を創ること」です。
例えば小学校学年末に
持って帰ってくる大きな作品袋。
思わず、そのままどこかの隙間に
入れてしまいたくなりますが( *´艸`)
素敵な使い方があります。
私たちママ、そしてパパに加え、
おじいちゃん、おばあちゃんなど、
可愛がってくれてる人と一緒に
《お披露目会》をすることです。
「これはこんな風に作った!」
「ここは○○ちゃんに教えてもらった」
「これはココがむずかしかった」
っと子供たちに
制作秘話を語ってもらい、
みんなで称賛する。
学年末に持って帰ってくる作品の数は
なかなかの量です。
30分以上 要しますが
家族が一つの話題に集まり、温かく、
本当に良き時間になります。
本来、作品は
「作る経験」が1番のお役目ですが
持って帰ってきた作品のお役目は
こんな風に
「素敵な時間を創ること」ではないでしょうか。
片づけレッスンに伺うと
ホコリをかぶった作品たちに出会います。
奥へ奥へと追やられ、
壊れかけている作品たちにも出会います。
それは誰の幸せの為でしょうか。
捨てづらいから、置いている。
置く場所がないから、重ねておく。
何か、大事な決断を
先送りにしていると思いませんか?
自分や家族が暮らす家は、
安心できて、心が安らいで、
今日も頑張ろうと活力をくれて
疲れを癒してくれる場所であってほしい。
掃除が行き届き、清潔であってほしい。
こう思う方は
多いのではないかと思います。
その為には
モノの量と、スペースの
バランスを保ち、
見ていたいモノを
飾る場所を作り、
家族の幸せを基準に
何を残すか、
何を手放すか 考える。
子どもの作品をいつまで残すかは
この人生で何を優先しているのか
考えるきっかけになると思います。
私自身は
寝室に子供たちの作品を沢山飾り
玄関のニッチをステージにし、
私にしか目につかない
棚の中などにも飾り
幸せを感じながら
過ごしています。
モノにフォーカスするより
目の前にいてくれる家族が
快適に暮らすことを
選びたいと思っています。
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