こんにちは。こんまり流片づけコンサルタントハンナです。
こちらはYouTubeを文字起こしした文章です。
動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ
片づけたのに戻ってしまった。それは暮らしが「バージョンアップ」したサインです。
1|戻るの正体
こんまり流片づけコンサルタントハンナです。
一度ちゃんと片づけたのに、また散らかってしまう。
これって、正直つらいですよね。
「続けられると思ったのに」
「こんまり流でやったのに、私には向いてなかったのかな」
今、そんなふうに感じている方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。あの時、学んだ知識は、ちゃんと残っています。
「あの部屋も、このクローゼットも、どこもかしこも、また、散らかってしまった」
そう思っているかもしれませんが……“全部”ではないですよね?
「ここだけは、なんか崩れてないな〜」って、きれいを保てている場所も、ありませんか?
たとえば、通帳とか印鑑を入れている貴重品箱は、昔のまま穏やか、とか。
趣味のスポーツ用品はしょっちゅう使ってるけど、収納が乱れない、とか。
なぜ、そこは、キレイを保てているんでしょうか。
……そうです。カテゴリー別になっているからです。
あのルールが、今もちゃんと生きているから保たれているんです。
2|カテゴリー別という原点
片づけを経験した方なら、覚えているはずです。
「片づけは、カテゴリーごとに進めないと終わらない」
そして、「そのカテゴリーを、収納するときは、バラバラに分散させてはいけない」
ここが、原点でしたよね。
もし、「カテゴリー別に片づけるって何の話かな、知らないな〜」という方がいらっしゃいましたら、以前投稿した“片づけの順番”の動画を見て欲しいのですが、簡単におさらいしますと……
例えば、衣類の片づけの時は、衣類の中でも、トップスはトップス、靴下は靴下というように、さらに細かいカテゴリーに分けていきます。
なんなら、靴下の中でも、普段履きと冠婚葬祭用があるなら、そこも分けていく。
一つ一つ手に取って「どんな時に、何と一緒に使ってるんだっけ?」ということを振り返りながら、仲間を決めなおす。
この『カテゴリー別に進めて、分散させずに収納する』というのが、片づけの原点なんです。
3|収納が続かない理由
では、なぜ一度できた収納が、続かなかったのか。
それは――暮らしは、流れているからです。
この数年で、自分や自分を取り巻く環境が、何も変わっていない、なんてこと…ありませんよね。
趣味が増えたり、推し活を始めたり、新しいコミュニティに入ったり。
また、転職とか副業を考えたとしたら、勉強道具も関連グッズも必要になります。
美容の面から見ても、変化はありますよね。
化粧品も、つけたいアクセサリーも年齢でかわりますし、髪型が変わると、へアケア用品も変わります。
自分一人だけでも、変わる余地が、ありありなんですが、お子さんがいらっしゃるなら、変化はもっと大きいです。
嬉しいこととは言え、洋服も靴も、どんどん大きくなりますし、習い事が増えれば、モノも増えます。
お子さんが欲しがるおもちゃに加えて、親が与えたい知育玩具もあります。
工作のための画用紙とか段ボールがあって、作りかけのモノもあって、工作の完成品もありますよね。
それに、私たちの「体力」だって変化します。
前は平気だったけど、「2階からモノを下ろすの怖いな」とか「床下収納が面倒だな」とか。
腰とか、肩とか痛くなったり、すぐれない日が続くようになったりすると、出すのも、戻すのも避けたくなります。
――これだけ、変わっているんです。
「散らかった状態に戻ってしまった」というよりも、「過去の自分にはちょうど良かった収納」が、今の暮らしに合わなくなったというのが現状なんです。
折り紙の“だまし船”みたいに、自分は同じ場所をしっかり持っていたのに、周りが動くから、いつの間にかズレてしまった。
それだけなんです。
4|何のために片づける?
「じゃあ、よし、ズレているのは分かった」
「もう一度カテゴリー別にやり直していこう」
……のその前に。欠かせないことがありましたよね。
そうです。片づけの目的を考えることです。
「なんで自分は、モノにあふれた部屋が、イヤなんだっけ?」
「自分は、この現状が、『どう変わると』嬉しいんだっけ?」ここから始めます。
たとえば、
「とにかく探し物のストレスをなくしたい!」っていうお悩みかもしれませんし、
「SNSで見るモデルルームみたいな部屋にしたい」っていう憧れかもしれません。
どっちでもいいんです。注目すべきは、その想いの「続き」です。
「その環境で暮らす私って、きっとこんな感じ!」っていう、イメージがあるはずなんです。
ゆっくりお茶とかできそ〜、とか。
探し物とかなくて、すぐ準備できそ〜、とか。
掃除が楽そ〜、とか。
自分の行動とか、感情とかが、くっついてるはずなんです。
「どんな自分を過ごしたいのか」
ここが決まらないことには、何を残して、何を手放すかも、決められません。
「もうそろそろ身体のことも考えて運動を取りいれたいなー」
そう思うから、「運動セット」というカテゴリーができるんです。
目的があって、カテゴリーがある。この順番は逆にはできないんです。
前に片づけをした時にも、「理想の暮らしを考える」ここから始めましたよね。
この理想の暮らしも、数年たてば変わります。増えてもいいし、減ってもいいんです。
「こうだったらいいな」をスタートさせること。
これが片づけの目的です。
5|更新あるのみ
皆さんは「木こりのジレンマ」のお話をご存じでしょうか?
ある木こりが、一生懸命木を切っているんですが、その斧はボロボロに刃こぼれしていて、全然切れないんです。
見かねた人が、「一度手を止めて、斧を研いだ方が早く切れますよ」って声をかけるんですが、木こりは「木切るのに忙しくて斧を研ぐ時間なんてないよ〜」って、作業を続ける。
効率が低下してさらに忙しくなるっていう寓話なんですが……
私は、このジレンマにすぐ入り込んでしまうんです。特にパソコン作業!
家の中で探し物することはほぼないんですが、パソコンの中ではよく、探し物をしてるんです。
整理しようと思ってはいるんですが、つい目先の作業をやってしまう。
プチストレスを感じながらやり過ごしてるんです。
これは、お家の片づけも同じですよね。
やろうと思えば片づけられる。片づけられるけど!
今はその時間を使えない。プチストレスを感じながらやり過ごす。
ようこそ「木こりのジレンマ」の世界へ。
私は個人レッスンを始めて10年ほどになりますが、引越しとか出産とか、お子さんの自立のような節目に、2度、3度とリピートしてくださる方もいらっしゃいます。
片づけきった経験がある方は、もう、やり方を知っているんですが、
でも、プロを「伴走者」にして一緒にやったほうが、早くて、確実に、ズレを解消できることをご存じなんですよね。
大きな転機がなくても、また散らかってきたな〜って感じたら、それが更新のサインです。
今のあなたを基準に、更新あるのみです。
最後まで見てくださって、ありがとうございました。
皆さまの快適な毎日を応援しています。ハンナでした。



